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臨床栄養学

24-135 脂質異常症における食事療法の基本(動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007年版)に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)第1段階では、コレステロール摂取量を500mg/日以下とする。
(2)第1段階では、炭水化物エネルギー比率を50%以下とする。
(3)第1段階では、果物の摂取量を200kca1/日以上とする。
(4)第2段階で、高カイロミクロン(キロミクロン)血症の場合、脂肪エネルギー比率を15%以下とする。
(5)第2段階で、高コレステロール血症が持続する場合には、コレステロール摂取量を300mg/日以下とする。

 ガイドラインに書いてある通りの問題。出題するものにとっては楽な方法だね。糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドローム、腎臓病については、診断基準と治療ガイドラインの実物を手に入れて目を通しておこう。

(1)× コレステロールは、第1段階では、300mg/日以下とする。

(2)× 炭水化物エネルギー比率は、第1段階では、60%。第2段階で、高トリグリセリド血症が持続するときに、50%以下にする。

(3)× 果物については、「単糖類の含量も多いので摂取量は1日80~100kcal以内が望ましい」と書いてある。

(4)〇 ガイドライン通り。

(5)× コレステロールは、第1段階では、200mg/日以下とする。

正解(4)
by kanri-kokushi | 2011-03-04 17:51 | 第24回国家試験 | Comments(0)