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臨床栄養学

27-125 身体計測とその評価項目の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)上腕筋囲 - 骨密度
(2)ウエスト周囲長 - 骨格筋量
(3)膝高(膝下高) - 身長
(4)肩甲骨下部皮下脂肪厚 - 腹水量
(5)クレアチン身長係数 - 内臓脂肪量

(1)× 上腕筋囲は、骨格筋量の指標である。骨密度は、二重X線吸収測定法(DEXA, dual energy X-ray absorptiometry法)や超音波骨量測定装置で測定する。

(2)× ウエスト周囲長は、内臓脂肪量の指標である。骨格筋量は、上腕筋囲、クレアチニン身長係数、尿中3-メチルヒスチジン排泄などの計測や測定によって推定される。

(3)○ 膝高(膝下高)から、身長を推定することができる。寝たきりの高齢者など、起立して身長を測定できない場合に利用する。

(4)× 肩甲骨下部皮下脂肪厚は、体脂肪量の指標である。腹水量は、腹部超音波検査による計測によって推定することができる。

(5)× クレアチン身長係数は、骨格筋量の指標である。内臓脂肪量は、ウエスト周囲長、ウエスト・ヒップ比、腹部CT検査などの計測や測定によって推定される。

正解(3)
by kanri-kokushi | 2013-07-30 17:04 | 第27回国家試験 | Comments(0)