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臨床栄養学

21-127 診療報酬における栄養食事指導料の算定に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)集団指導の1回の人数は、20人以上である。
(2)集団指導の1回の時間は、30分以内である。
(3)慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、算定対象疾患でない。
(4)入院栄養食事指導料は、1回につき80点である。
(5)在宅患者訪問栄養食事指導に要した交通費も算定対象である。

これは、私の守備範囲の問題ではないが、教科書に書いてあることをまとめておこう。間違っているかもしれないので、あまり信用しないように!

①栄養食事指導料
 栄養食事指導料は、特別食を必要とする者に対して、医師の指示に基づき、管理栄養士が行う指導について加算される。
 加算対象となる特別食については、教科書を見て、慢性閉塞性肺疾患(COPD)は含まれていないことを確認しておこう。

②入院栄養食事指導料
 1回の指導時間が15分以上で、入院中2回(1週間に1回が限度)となっている。

③集団栄養食事指導料
 1回の指導時間が40分以上で、患者1人につき、月1回(入院患者は入院期間中に2回が限度)となっている。1回の集団指導の人数は15人以下を標準にしている。

④外来栄養食事指導料
 1回の指導時間は15分以上で、月1回(初回のみ月2回可)となっている。

⑤在宅患者訪問栄養食事指導料
 1回の指導時間は30分以上で、月2回となっている。具体的な献立による実技を伴う指導が算定対象となる。交通費は算定対象にはならない。

正解(3)
by kanri-kokushi | 2007-12-28 12:10 | 第21回国家試験 | Comments(0)