2013年 01月 21日
臨床栄養学
(1)約150%
(2)約100%
(3)約90%
(4)約70%
(5)約50%
クレアチニンは、非酵素的にクレアチンから水が放出されるか、ホスホクレアチンからリン酸が放出されて生成する。ホスホクレアチンは、クレアチンがリン酸化されて生成する。
クレアチンは、腎臓と肝臓において、グリシン、アルギニン、メチオニンの3つのアミノ酸から合成される。血液中に放出されたクレアチンは、その98%が筋肉細胞に取り込まれる。
1日で、骨格筋内のクレアチンの1~2%がクレアチニンとなって尿中に排泄される。このため、尿中クレアチニン排泄量は、筋肉量に比例する。
クレアチニン身長係数は、1日尿中クレアチニン排泄量÷(クレアチニン排泄基準値×体重)で求められる。要するに、その人のクレアチニン排泄量が、標準的な排泄量の何%かを計算することにより、その人の骨格筋量を推定するものである。
1,100÷(23×70)=68.3%(約70%)
正解(4)